第３回：素人でもココまでわかる物件概要書

おまえさ。GGRKS！オレは忙しいの！

なにぃ！ググレカス野郎。
出かけるからな。じゃあアバよ！（柳沢慎吾風に読む）

どうしたのB子さん。
ボクでよかったら聞いてよ。

３秒はムリだけど、３０分なら解説してあげるよ。

じゃあホワイトボード持ってこようかな。

そもそも「物件概要書」とは？
なんだと思う？

そのとおり。よくできたね。

まず。ボクたち不動産屋が「投資用マンション」を売るときも、買い取るときも、まず最所に見るのはこの３点なんだ。
キミのtwitterの裏垢にも使いやすいように、twitter投稿用サイズで書いてあげるね。

だってさ。プロには色々な尺度があって、それを全部言っても、素人のB子さんには分からないでしょ。
もし欲しい物件で気になる情報は「駅チカ・築年数・人気度」じゃないかな。

でもさ。それだけじゃないんだよね。
ボクは物件概要書から色んな情報が読み取れるけど、B子さんはムリでしょ。そもそも現況は貸してるのか？ずーっと空いてるのか知りたくない？それに利回りに関係してくる管理費っていくらなの？とか知りたくない？
備考に「土砂災害警戒区域指定あり」とか書いてあったら気になるじゃん。

それだけじゃないんだ。
場合によってはその物件は「売れない物件」かもしれない。
その理由がわかるんだ。

自分が買うと思って、購入後に大きな修繕コストが発生しないか
「設備更新・リフォーム・大規模修繕など」の履歴が書いてあるかチェックしたいよね。

あとね。こんな物件には気をつけよう！

物件概要書には、配置図や周辺の見取図・建物の間取図などの図面や写真が付けられている場合がある。
物件の周辺に「嫌悪施設」がないか要チェックだね。エッチな風俗店、騒音の大きい工場、ごみ焼却場、墓地とかね。気になるのあるじゃん。

あとね。物件概要書以外の情報も大切！

たとえば、物件概要書に記載されている利回りは満室を想定した数字なんだ。現状利回りを知るためには、物件の部屋ごとの入居状況や家賃・敷金・契約日な表にした「レントロール」ってのがあるんだ。チェックしたいね。

さらに、築年数や建物の写真だけじゃあ老朽化の様子がわからないから、実際のイメージがつかめないよね。管理状況によって築年数が同じでも見た目がまったく違うから気をつけたいよね。あと周辺の交通状況で騒音とか近隣にタワマンが建って日陰になるとか物件概要書じゃあ分からないこと多いんだよね。だから現地を見に行くって大事なんだ。他にもたくさんあるんだけど。。。

まぁ。一つずつ覚えていこうね。
裏垢でtweetできるようにまとめておくよ。

ただいまー！
お。なんか楽しそうだな。

おかえりなさい。
M夫さんの代わりに教えておきました。

俺たちの若い頃はだな。手にガムテープで電話ぐるぐる巻きされたり、ミスるとおでこにホッチキス打たれたんだぞ。ブツブツ。

なんじゃ。タムパって？